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Googleビジネスプロフィールの属性。検索の絞り込みに入る枠と、「はい」にする前の基準

属性を入れると、その条件で探しているユーザーの検索結果に出る可能性があります。ただしバリアフリー属性には幅1メートルなどの具体的な基準があります。公式ヘルプから整理しました。

プロフィールの編集画面の下のほうにある「その他」。ここが属性の欄です。Wi-Fi、テラス席、駐車場、支払い方法。チェックを入れるだけなので、後回しにされがちな場所です。

ただ、ここは埋めると検索の入口が増える枠です。そして、適当に「はい」を選ぶと実害が出る枠でもあります。

属性は、絞り込み検索に効く

ヘルプの書き方が具体的です。

特定の属性を追加すると、その属性を有する場所が検索された際に、お客様のビジネスが検索結果に表示される可能性があります。

「駐車場あり」で絞り込んでいる人、「テラス席」で探している人。その条件を満たしていても、設定していなければ候補に入りません。

カテゴリとの役割の違いも押さえておくと迷いません。カテゴリは事業が何であるかを示す欄で、キーワードや属性を並べる場所ではないとされています(Googleビジネスプロフィールのカテゴリ選び)。属性は何があるかの欄です。「駅近」「24時間」をカテゴリに書けない代わりに、該当する属性があればそこで表せます。

ローカル検索の順位についても、Googleは次のように書いています。

ビジネス情報の内容が充実していて正確なほど、ローカル検索結果に表示される可能性が高くなります。ビジネス情報が正確でない場合、ビジネスの所在地で関連性の高い語句が検索されても、ご自身のビジネス情報が表示されない場合があります。

その「できるだけ多く入力する情報」の一覧に、駐車場やWi-Fiの利用可否などのその他の詳細情報として属性が挙げられています。

設定の手順と、反映までの時間

操作は単純です。

  1. ビジネスプロフィールに移動する
  2. 「プロフィールを編集」→「その他」を選ぶ
  3. 変更する属性のカテゴリ(「設備」「お支払い」など)の横の編集アイコンを選ぶ
  4. 各属性に「はい」か「いいえ」を選ぶ
  5. 保存する

編集内容の審査にかかる時間は通常10分ほど、場合によっては最大で30日とされています。すぐ反映されなくても異常ではありません。

2点、仕様として知っておくとよいことがあります。一部の属性は特定の地域、国、業種に限って変更可能です。他店で見た属性が自店に出てこないのは、業種の違いによることがあります。もう1つ、ユーザーが使う検索語句とのマッチ率を高めるため、属性名は適宜変更される場合があるとされています。

自分では編集できない属性がある

ここは説明が要る部分です。

ビジネスに関する一部の属性は直接編集できますが、来店した顧客からの情報に基づいて自動的に入力される属性もあります。

つまり、プロフィールに出ている属性のすべてが、店側の入力とは限りません。「設定していないのに表示されている」項目があるのはこのためです。編集画面に「はい/いいえ」が出てこない項目は、この種類だと考えてください。

できるのは、自分で触れる欄を正確に埋めておくことです。

バリアフリー属性には、具体的な基準がある

この記事でいちばん伝えたい部分です。ヘルプには、どういう状態なら「はい」を選べるかが数字で書かれています。

属性 「はい」にできる条件
車椅子対応の入り口 入り口の幅が1メートル以上で、段差や階段がない
車椅子対応のトイレ 入り口の幅が1メートル以上で段差なし。個室も入り口幅1メートル以上
車椅子対応の座席 主要エリアに段差がなく、テーブルまで車椅子で移動して着席できる
車椅子対応の駐車場 バリアフリーのニーズに対応する専用駐車スペースがある
車椅子対応のエレベーター 複数フロアがあり、車椅子で利用できる広さのエレベーターがある

例外の書き方まで決まっています。

  • 入り口に1段以上の階段がある場合は、常設または取り外し可能なスロープがあることが必要
  • 入り口に回転ドアしかない場合は「いいえ」
  • テーブルの高さが立って使う高さになっている場合、座席は「いいえ」

なお「1メートル(3フィート)」は、2人が無理なく並んで立てる幅として推奨されている数字だと説明されています。

聴覚まわりの属性もあります。貸し出し用の補聴器を提供しているなら「補聴器の貸し出しサービスあり」、ヒアリングループが常設されているなら該当の属性、Auracast送信機が常設されているなら「Auracast ブロードキャスト オーディオ」を選びます。

満たしていないのに「はい」にしないでください。この属性を頼りに来店した方が入れなかった場合、失うのはその1件では済みません。店頭で断ることになり、口コミにも残ります。属性は集客の設定であると同時に、約束です。

リサイクルとビジネスアイデンティティ

残りの2種類も触れておきます。

リサイクルは、引き取りに対応しているものを選ぶ属性です。バッテリー、衣料品、電子機器、瓶類、家庭用有害廃棄物、インクカートリッジ、電球、缶類、ビニール袋、ペットボトル、発泡プラスチック。追加すると、検索結果に表示される自店にリサイクルアイコンが付くとされています。

ビジネスアイデンティティは、経営者の属性などを示す枠です。女性のオーナーが所有または経営、LGBTQ+のオーナーが所有または経営、障がい者のオーナーが所有または経営、退役軍人のオーナーが所有または経営、といった項目があります。複数選択でき、いつでも有効・無効を切り替えられます。

同じ枠にある「小規模ビジネス」には定義があります。年間収益が1,000万ドル未満のビジネスで、フランチャイズは小規模ビジネスと見なされません。Googleの情報に基づいて自動的に付加される場合があるとも書かれています。

埋める順番

一度に全部やる必要はありません。実務としてはこの順が早いです。

  1. 来店の可否に関わるもの(駐車場、バリアフリー、支払い方法)。判断を止めている項目から埋める
  2. 業種に固有のもの(テラス席、個室、Wi-Fi、持ち帰りなど)
  3. アイデンティティやリサイクル。該当するものがあれば

埋め終わったら、商品・サービス・メニューの枠も空いていないか見ておくと二度手間になりません(商品・サービス・メニューの使い分け)。順位が動かないときの確認順はGoogleマップで上位に出ないとき、上から順に確認する9項目に並べています。

まとめ

  • 属性を追加すると、その条件で検索された際に表示される可能性がある
  • カテゴリは「何であるか」、属性は「何があるか」
  • 「プロフィールを編集」→「その他」から設定。審査は通常10分、最大30日
  • 一部の属性は地域・国・業種によって変更できる範囲が違う
  • 来店客の情報から自動的に入力される属性もある
  • バリアフリー属性には幅1メートルなどの基準がある。回転ドアのみは「いいえ」
  • 満たしていない属性を「はい」にしない。来店してから断るほうが損失が大きい
  • 小規模ビジネスは年間収益1,000万ドル未満。フランチャイズは対象外

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参照した一次情報

本記事は一般的な傾向と公開情報にもとづく解説です。制度・仕様は変更されることがあるため、実際の手続きや設定の際は必ず一次情報をご確認ください。

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