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Googleマップで上位に出ないとき、上から順に確認する9項目

順位が動かない原因は、たいてい派手な施策ではなく基本情報の抜けにあります。効果が出やすい順に、自分で確認できる項目を並べました。

「マップで検索すると、近くの同業より下に出てしまう」——店舗のご相談で一番多いのがこれです。

順位を動かそうとすると、つい目新しい施策に手が伸びます。ただ実際に見せていただくと、原因は基本情報の抜けや不整合であることがほとんどです。ここでは、自分で確認できて、効きやすい順に9項目を並べました。上から順に潰していってください。

そもそもGoogleは何を見ているのか

Googleはローカル検索の掲載順位について、関連性・距離・視認性の高さという3つの要素で決まると説明しています。距離は動かせません。つまり店舗側でできることは、関連性(お店の情報がその検索語とどれだけ結びついているか)と視認性(オンライン上でどれだけ知られているか)を上げることに絞られます。

以下の9項目は、すべてこのどちらかに効きます。

1. オーナー確認は完了しているか

意外に多いのが、オーナー確認が済んでいないケースです。未確認のプロフィールは編集できる範囲が限られ、順位面でも不利になります。管理画面にログインして、確認済みバッジが出ているかをまず見てください。

2. メインカテゴリが実態と合っているか

ここが最も影響の大きい項目です。「カフェ」なのか「喫茶店」なのか「コーヒーショップ」なのかで、拾われる検索語が変わります。

判断に迷ったら、実際に上位に出ている同業店がどのカテゴリを設定しているかを見るのが早いです。プロフィールの表示名の下に出ている業種表記がそれにあたります。

サブカテゴリは追加できますが、増やせば増やすほど良いわけではありません。実態と離れたカテゴリを足すと、かえって関連性がぼやけます。

3. NAP(店名・住所・電話)が全サイトで一致しているか

自社サイト、食べログやホットペッパーなどのポータル、SNSのプロフィール欄。これらに書かれた店名・住所・電話番号の表記がバラバラだと、Googleは同じ店舗だと判断しづらくなります。

よくあるズレはこのあたりです。

  • 「株式会社」が付いていたり付いていなかったり
  • ビル名が省略されている、部屋番号が抜けている
  • ハイフンありの電話番号となしの番号が混在
  • 全角と半角の混在

地味ですが、掲載媒体が多い店舗ほど効いてきます。

4. 営業時間と特別営業時間が最新か

通常の営業時間を入れていても、祝日の設定(特別営業時間)を放置している店舗は多いです。祝日に「営業時間が異なる可能性があります」と表示されると、来店の判断材料としてマイナスに働きます。

年末年始やお盆の前にまとめて入れておくのがおすすめです。

5. 説明文にサービス内容が書かれているか

ビジネスの説明欄が空欄、あるいは会社の沿革だけになっている店舗が少なくありません。ここにはお客様が検索しそうな言葉で、何を提供しているかを書きます。

キーワードを詰め込む必要はありません。不自然な羅列はむしろ逆効果です。普通の日本語で、扱っているメニューやサービス、対応エリアが分かるように書けば十分です。

6. 商品・サービスが登録されているか

メニューや施術内容を「商品」「サービス」として個別に登録できます。ここに入れた項目名も検索との結びつきに使われるため、主要なメニューは登録しておく価値があります。

7. 写真が更新されているか

写真の枚数そのものより、直近に更新されているかのほうが体感として効きます。外観・内観・商品・スタッフの4種類が揃っていて、数ヶ月以内の写真があるかを確認してください。

古い写真しかないと、閉店したのではと思われる可能性もあります。

8. 口コミが増え続けているか、返信しているか

口コミは、総数よりも「増え続けているか」が見られています。半年間ゼロという状態は、評価そのものが高くても弱く働きます。

返信も同様です。すべてに返す必要はありませんが、返信率が極端に低いと運用されていないプロフィールに見えます。低評価の口コミへの向き合い方は別記事で扱います。

9. ウェブサイトから正しくリンクされているか

プロフィールに設定したウェブサイトのURLが、リダイレクトを何度も挟んでいたり、404になっていたりするケースがあります。また、サイト側にも住所・電話番号がテキストで書かれているかを確認してください。画像に埋め込まれた住所は読み取られません。

確認しても動かないときは

上記を一通り整えても順位が動かない場合、考えられるのは次の3つです。

状況 見るところ
検索語の競合が強い より具体的な検索語(エリア名+メニュー名など)で見えているか
距離のハンデが大きい 駅名やエリア名を含む検索での見え方
情報の蓄積が足りない サイテーション(掲載媒体)の数と整合

順位は1つの指標にすぎません。実際に見るべきは、プロフィール経由の電話・ルート検索・サイト訪問がどう動いたかです。管理画面のパフォーマンスから確認できます。

まとめ

  • 動かせるのは関連性と視認性の2つ。距離は変えられない
  • 効きやすい順は、カテゴリ設定 → NAP統一 → 情報の充足 → 口コミの継続
  • 順位より、電話・ルート検索・サイト訪問の推移を見る

一つずつ確認するのが大変な場合は、現状のスコアと優先度をまとめた診断レポートを無料でお出ししています。店名とプロフィールのURLだけで作成できます。

参照した一次情報

本記事は一般的な傾向と公開情報にもとづく解説です。制度・仕様は変更されることがあるため、実際の手続きや設定の際は必ず一次情報をご確認ください。

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