Googleマップの写真が、削除しても消えないとき。出どころを3つに分ける
写真は1か所にまとまっていません。オーナーが追加したもの、自分の個人アカウントで投稿したもの、他の人が投稿したもので、消す場所が別々です。「消したのに残る」の切り分け方を公式ヘルプから整理しました。
ビジネスプロフィールから写真を削除したのに、Googleマップで検索するとまだ出てくる。消し方を間違えたのか、反映が遅いだけなのか判断がつかない——という相談があります。
たいていは、消す場所が違っています。 Googleマップの写真は1か所にまとまっているわけではなく、出どころごとに管理場所が分かれています。自分の権限で消せるものと、消せないものもあります。
写真の枚数や要件そのものはGoogleビジネスプロフィールの写真は何枚必要かにまとめたので、ここでは「消えない」側だけを扱います。
先に、その写真の提供元を見る
切り分けの起点はここです。ヘルプにこう書かれています。
Google 検索のビジネス プロフィールの写真の左下に、写真の提供元と合計閲覧数が表示されます。
誰が出した写真かは、画面上で分かります。 消す手順を探す前に、まずこれを見てください。出どころは次の3つに分かれ、それぞれ対処がまったく違います。
| 出どころ | 消せるか | 消す場所 |
|---|---|---|
| オーナーが追加した写真 | 消せる | ビジネスプロフィールの[写真] |
| 自分の個人アカウントでマップに投稿した写真 | 消せる | Googleマップの[自分の投稿] |
| 他のユーザーが投稿した写真 | 消せない | 報告のみ |
1. オーナーが追加した写真
これが本来の経路です。手順は次のとおりです。
- パソコンでGoogle検索またはGoogleマップを開く
- ビジネスの名前と都市を検索する
- [写真]をクリックする
- 削除する写真を選び、削除アイコンをクリックする
- [削除]で確定する
ここで消えるのは、オーナーとして追加した写真だけです。一覧に出ていない写真は、この経路では消せません。
反映にかかる時間も押さえておきます。追加側については、
写真と動画がビジネス プロフィールに表示されるまで、最長で 24~48 時間ほどかかることがあります。
とされています。削除の反映も即時とは限らないので、消した直後に出ていても、まだ判断の材料になりません。
2. 自分の個人アカウントで投稿した写真
ここが「消したのに残る」のいちばん多い原因です。
店のGoogleアカウントとは別に、自分のスマホの個人アカウントでGoogleマップを使っていると、お店のページに写真を投稿できます。開店のときに店主やスタッフが個人アカウントで何枚か上げている、というのはよくあります。
この写真はビジネスプロフィールの[写真]一覧からは消せません。 投稿者のアカウントから消します。
- パソコンでGoogleマップを開く
- 左上のメニューから[自分の投稿]をクリックする
- [写真]タブを開く
- その他アイコンから[この写真を削除]をクリックする
前提条件が明記されています。
重要: 削除できるのは、自分のアカウントで追加したメディアのみです。他のユーザーが投稿したメディアは削除できません。
つまり投稿した本人のアカウントでログインし直す必要があります。 退職したスタッフが投稿した写真なら、本人に頼むしかありません。ここで詰まることがあります。
消える範囲も書かれています。
Google マップで写真や動画を削除すると、Google 検索からも削除されます。
一方、消えない場所もあります。スマートフォンやタブレットのギャラリー、Googleフォト(バックアップと同期が有効な場合)、Googleドライブ(同期が有効な場合)。端末やクラウドの側には残ります。
反映については、
写真や動画の削除には数分かかることがあります。変更がすぐに反映されない場合は、[自分の投稿] を閉じて、もう一度開いてください。
とされています。
3. 他のユーザーが投稿した写真
これは消せません。できるのは報告です。ヘルプの手順はこうです。ビジネスプロフィールの[写真]から[写真をすべて確認]を開き、対象を選んで右下の[問題を報告]から理由を選びます。
注意書きがあります。
同じ写真に削除リクエストを何度も送ると、審査プロセスが遅れる場合があります。
催促のつもりで再送すると逆効果です。 報告の考え方と、口コミに付いた写真の扱いはGoogleの口コミに付く写真にまとめました。
消したのに、顧客の写真がトップに出る
削除とは別に、「先頭に出る写真を変えたい」という相談もあります。ここは仕様を知っておく必要があります。
カバー写真の説明にこう書かれています。
カバー写真: お客様のビジネスを最もよく表すカバー写真をプロフィールの上部に表示します。ただし、希望した写真が必ず最初に表示されるとは限りませんので、ご了承ください。
カバー写真は「希望を伝える」設定で、確約ではありません。 さらに踏み込んだ記述があります。
選択したカバー写真の画質が低い場合や、お客様のビジネスのカバー写真としてあまりふさわしくないと判断される場合は、顧客が投稿した写真が代わりに選択されることがあります。
自店の写真を設定したのに顧客の写真が出ているなら、画質が理由で差し替えられている可能性があります。 推奨解像度は縦720ピクセル・横720ピクセル、最小は250×250、サイズは10KB〜5MB、形式はJPGかPNGです。品質についても、ピントが合っていて十分な明るさがあること、大幅な加工や過度のフィルタを避けることが挙げられています。
写真を消す方向ではなく、自店の写真を基準に届かせる方向で解決する場面です。
逆に、自分の写真が消えてしまうとき
同じ画面で、消したつもりがないのに出てこないこともあります。アップロードしたメディアには3つのステータスがあります。
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 保留中 | アップロード中・処理中、またはプロフィールが未確認。検索にもマップにも表示されない |
| 不承認 | ポリシー違反が報告されている。検索にもマップにも表示されない |
| 公開 | 検索とマップに表示されている |
前提条件もあります。
重要: 写真と動画は、ビジネス プロフィールのオーナー確認が完了した後にのみ Google に表示されます。
オーナー確認が終わっていなければ、何枚上げても表示されません。確認が外れる場合があることはGoogleマップの店舗情報が勝手に変わる仕組みにも関わります。
もう1つ、上げたはずの写真が見当たらないときのヒントが書かれています。
アップロードした写真が見つからない場合は、重複していないか確認してから、もう一度アップロードしてみてください。
まとめ
- 写真の左下に提供元が表示される。消し方を探す前に、まずそこを見る
- オーナーが追加した写真は、ビジネスプロフィールの[写真]から削除する
- 自分の個人アカウントで投稿した写真は、Googleマップの[自分の投稿]から削除する。ビジネスプロフィール側からは消せない
- 削除できるのは自分のアカウントで追加したものだけ。退職者の投稿は本人に頼む
- マップで削除すると検索からも消えるが、端末のギャラリーやGoogleフォトには残る
- 他のユーザーの写真は消せない。報告のみで、同じものの再送は審査を遅らせる
- カバー写真は希望の指定であって確約ではない。画質が低いと顧客の写真に差し替えられることがある
- 出てこない側の原因は、保留中・不承認・オーナー確認前・重複
どれに当たるかが決まれば、作業は数分で終わります。決まる前に手を動かすと、消えない写真を何度も消すことになります。
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参照した一次情報
本記事は一般的な傾向と公開情報にもとづく解説です。制度・仕様は変更されることがあるため、実際の手続きや設定の際は必ず一次情報をご確認ください。